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フィリップ、君を愛してる! [映画]

MMの109にて

ユアン・マクレガーがすごくカワイイ。
しかし主演のふたりとも良く思い切って演じているな〜

これ実話というのがすごい。
モデルになったふたりの現在を知っているのにも、かかわらず
だまされました。(あれ???と思いつつ)

アメリカではこれ入ったんだろうか…
日本はわりとこういうのも抵抗無く受け入れる素地があるけども
(関係ないけれどジョニ子問題「日本に来ればいいのに〜」と言う人の数が
 けっこう多いのにビックリ 日本はそういうお国柄)

インビクタス/負けざる者たち [映画]

MMの109にて

さすがイーストウッド
映画館の大画面で観てこそ堪能できる映画
大観衆が沸き立つラグビー場が全てを語っている。

マンデラの言葉、詩がとてもいい。感動的。

人間失格 [映画]

木曜日、MMの109にて

鈴木清順の「ツィゴイネルワイゼン」に対するオマージュですかね
特にあのトンネルシーンは

生田斗真が好きじゃないと正直キッツイ映画。
肝心の核の部分が全然描かれてないのがな〜〜
(原作読んでない若い子はこれで面白いのかな〜?)

美術さんとかカメラさんとかスタッフはがんばった映画だとは思うけど。

パレード [映画]

日曜日チッタデッラ行ったついでにチネチッタで


林君が頑張っていた。良くこの役やる気になったな〜
(新境地)
体脂肪何%なんだろう 骨の目立つ背中に少々ビックリ

小出恵介も思い切ってたな
「風が強く吹いている」で共演したふたりだけど
どこにでもスルリと入り込んで馴染む林の役には
合っていたのかも


映画そのものは、面白いんだけど
何と言ったらいいのか
怖いとか不気味とも微妙に違う、妙な哀しさがある作品で
小説だともっとストレートに面白さが伝わるのかも知れないなぁ
藤原竜也は上手いんだけど、ミスキャストだと思う。
(意外性がまったく無いので)
意外性が無いのは織り込み済みなんだろうか
一番最後のみんなの反応こそが落としどころだとしたら

食堂かたつむり [映画]

MMの109にて

え〜と
これは、子ども向けの映画なのかな?

今度は愛妻家 [映画]

昨日、MMの109で
(シネコンでの上映はこの日が最終日)

これは宣伝するのが難しい映画だな〜
ひねりがあるので、初めて観るのと2回目以降ではだいぶ印象が違う映画だろうと思う。
昨日観ている時も近くに初っぱなから鼻をグズグズしている人が居て
風邪ひいてる人が居るな〜と思っていたら、どうやら泣いている人だったようで
たぶん初見じゃなかったんだろう。

前半はコメディタッチで笑いもあちこちで起こっていたけれど
後半は泣いている人が多数居た。
サラッとしているんだけどしんみりする感じ

行定勲は薬師丸ひろ子のファンだったそうだけど、昔から薬師丸主演映画を観てきた層には
受けるだろうな〜と思ったシーンがあった。
(「Wの悲劇」へのオマージュかと思えるお辞儀シーンとか)
十代の頃の薬師丸ひろ子が良くしていた特徴あるエヘヘイヒヒ笑いを聞くのは
すごい久しぶりな気がする。
少女っぽくてかわいい部分が強調されてるけれど、トヨエツ演じるカメラマンの夫が
写真を撮るアップのシーンでは一瞬諦念とか憂いがある絶妙なショットが一瞬あって
ああ、いい女優さんになったな〜と思った。
この時の豊川悦司の演技も良かった。沖縄でのカメラを覗いているシーンもそうだけど
あんまりやる気が無いのに、撮っているうちに感じる高揚感が伝わってきて上手い。
助手役の濱田岳もいいし、オカマ役の石橋蓮司がものすごくはまっていて、さすがだった。

*シネコンでは終わってますが、シネスイッチ銀座とか一部の映画館ではこれからの上映です。

抱擁のかけら [映画]

昨日MMの109で

今までの恋愛映画の要素を踏襲して昔ながらのヨーロッパ映画(悲恋もの)っぽい
仕上がり。それに時系列がシャッフルしているような作りで
何故?という観客の興味をうまく繋いでいっている。
主人公が脚本家(元映画監督 ある事故で失明して今は脚本のみ)で
映画仲間の息子と新しい映画の構想を練っている場面が楽しい。
(献血のポスターを見てその年若い青年が思いつくヴァンパイア映画が
 くだらなくて面白そう。正直ペネロペ演じる女優が出た再編集した
 コメディ映画より、こっちの映像を見たかった気がする)

アルモドバルの映画は毎回美術がステキなんだけど
今回、インテリアがかわいい感じ
日本人ならまずやらないであろうテイスト
(色彩が派手 普通ケンカしちゃうんじゃないだろうかと抑えちゃう色の組み合わせを
 あえてやっているのがスペインっぽい。またうまく調和してるのがすごい
 ミントグリーンの壁に色鮮やかな十字架とか真似したい)

ペネロペ・クルスもいい感じ
オードリー・ヘップバーン風の格好をすると、ホントに良く似ていてかわいいし
モンロー風のウィッグをかぶるとまたすごく似合っている。

第31回 ヨコハマ映画祭 [映画]

昨日関内ホールでヨコハマ映画祭が行われた。
開場が10時半なので1時間前に着けばいいかと(全席自由席なので)ゆっくり出かけたら
関内ホールの周りはぐるりと開場を待つ人に囲まれていて、列は「ぼんふぁむ」の辺りまで
延びていた。さて、今年は誰が受賞したんだっけ?若い女の子が多いような気がするけれど
誰が来るんだろう…と行列に加わる。

今年の受賞は以下の通り
作品賞「ディア・ドクター」
監督賞 緒方明「のんちゃんのり弁」
新人監督賞 大森寿美男「風が強く吹いている」
      鈴木卓爾「私は猫ストーカー」
脚本賞 西川美和「ディア・ドクター」
撮影賞 柳島克美「ディア・ドクター」
主演男優賞 堺雅人「クヒオ大佐」「南極料理人」
主演女優賞 小西真奈美「のんちゃんのり弁」
助演男優賞 岡田義徳「のんちゃんのり弁」「重力ピエロ」「おと・な・り」
      松重豊「ディア・ドクター」
助演女優賞 安藤サクラ「愛のむきだし」「クヒオ大佐」「罪とか罰とか」
最優秀新人賞 満島ひかり「愛のむきだし」「クヒオ大佐」「プライド」「ちゃんと伝える」
       岡田将生「重力ピエロ」「ホノカアボーイ」「ハルフウェイ」「僕の初恋を君に捧ぐ」
       町田マリー「美代子阿佐ヶ谷気分」
審査員特別賞 「風が強く吹いている」のスタッフ・キャスト
特別大賞 八千草薫「ディア・ドクター」「ガマの油」他

今年は受賞者は欠席無しの全員参加
会場がワッと沸いたのが岡田将生 そして堺雅人
なるほどなるほど 女子率が高いわけです。
岡田君は身体がでかいのに顔が小さい!失礼ながら司会進行役の方々とはまるっきり別人種
であるかのように見えた。(10頭身ぐらいだろうか?)
お花やプレゼントをファンの方から貰っていたが、堺さんもたくさん貰っていて
スピーチでもいろいろなもの(賞状、トロフィー、花束、プレゼント)を抱きかかえながら
「何が何やら…」と困ったようでもあり嬉しそうでもあり…
そしてちょっと違うざわめきが起こったのが松重さん
とにかくでかい。
松重さん自身も「そのざわめきはこの身長のせいですか?」とおっしゃっていたが
さながらこびとの国に来たガリバーのよう。
「画面で見ると比率がわからないと思いますが、こうなんですよ〜」と
またもやオモシロイ事を…

上映した映画は「のんちゃんのり弁」「風が強く吹いている」「ディア・ドクター」
3本ともすでに観ている。なんで映画祭のチケットを買ったかと言うと
松重豊が授賞式に出席するのが判っていたから。
(私は寝る前に松重豊のブログが更新されたのを確認するのが就寝儀式になっている
 「あのスーツが日記にあった新調したスーツだな」と舞台の上のスーツ姿をチェック
 していたのは言うまでもない)

そして一番会場が沸いたのが八千草薫 やっぱり別格と言う感じで
割れんばかりの拍手
何とも言えない雰囲気 たおやか〜 
(八千草さんのおでこが好きだな)
こういう女優さんはあんまり居ないと思う。着物姿がステキでした。

対照的だったのが新人監督賞の鈴木卓爾監督
現場作業員が着るボアがついた防寒コート、ドカジャンを着て来て
司会の襟川クロに突っ込まれていたけれど、次の作品を撮っている最中なんだとか
周りの方から「健さんもドカジャンで授賞式に来てたから」「健さんリスペクト」で
いいんじゃない?といろいろいじられて可愛かった。(健さんとは高倉健のこと)

今年は空席も無く立ち見もチラホラ
毎年大きくなっていく映画祭だけど、アットホームな感じで本当にいい感じ
このまま映画ファンによる映画ファンのための映画祭であり続けて欲しい。

 

サロゲート [映画]

MMの109で
「パラノーマル・アクティビティ」観たあと、ポイントが貯まってたんで
鑑賞。

ブルース・ウィリスがふさふさ〜
「12モンキーズ」以来だな カツラかぶってるの見るの

近未来SF みんなアバターみたいな身代わりロボットを使って
生活しているという設定。で、本来はハゲてるいい歳したおじさんも
金髪ふさふさでシワもシミも無いツルピカなお肌の分身を遠隔操作して
お仕事している。

SFではありがちな設定ではあります。

非常にコンパクトにまとまっていて(89分)ウカウカしてると
話の筋がわからなくなります。あれ?私寝てた?意識がどっか
行っちゃってた?と、見終わった後に思いました。
あの人が犯人だとすると、あの殺人事件はおかしくない???と
思いました。調べたら自分が勘違いしていた箇所がわかりましたが
公式サイトが凝った作りになっていてまいりました。
(だいたい映画の公式サイトは気取った作りで重たいFLASHを
 使ってこちらをフリーズさせてくれるので途中まで書いていた
 文章がパーになったりして、自己満もたいがいにせいと
 ムッとするんですが、この映画もそうでした)
そして公式のストーリーとか読んでも、何ひとつわからないんだな これが

まぁでも嫌いじゃないです。こういう映画。
近未来という設定にしては、ビジュアルは今とあんまり変わらなさすぎなのは
どうかと思いますが… 車プリウスだし

パラノーマル・アクティビティ [映画]

MMの109にて

最初は退屈
家庭用のビデオカメラで撮っているという設定なので
(ブレア・ウィッチ・プロジェクトみたいな作り)
日常的な何気ないシーンが続き、観客もお菓子を食べるのに忙しいという感じだった。
(お菓子の袋を開ける音がやたらとしていた みんな油断している)

ストーリーは単純でもうすぐ結婚するかもという若いカップルが
一緒に住んでいる家に夜中になると何かが居る気配がするので
ビデオで録画してみようという作り
昼間も撮ってるけれど、ふたりが寝ている深夜もずっと録画状態
日が経つにつれ、ある何かがやってくる状態が録画されていくのだけれど
エスカレートしていくのが怖い。
(客席も釘付け状態で袋菓子のガサガサ音は消えていく)

最後はお化け屋敷状態で、劇場内「ワッ」とか「キャッ」とか「ヒッ」とか
悲鳴があちこちから
怖すぎてか二度目だからなのか、わからないけれど
ビックリするシーンで笑ってる人も居た。
エンドロールも流れず終わるので、場内アナウンスが流れた時は
笑い声があちこちから(私も思わず笑ってしまった)
ホント、お化け屋敷みたいな映画だ。

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