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今度は愛妻家 [映画]

昨日、MMの109で
(シネコンでの上映はこの日が最終日)

これは宣伝するのが難しい映画だな〜
ひねりがあるので、初めて観るのと2回目以降ではだいぶ印象が違う映画だろうと思う。
昨日観ている時も近くに初っぱなから鼻をグズグズしている人が居て
風邪ひいてる人が居るな〜と思っていたら、どうやら泣いている人だったようで
たぶん初見じゃなかったんだろう。

前半はコメディタッチで笑いもあちこちで起こっていたけれど
後半は泣いている人が多数居た。
サラッとしているんだけどしんみりする感じ

行定勲は薬師丸ひろ子のファンだったそうだけど、昔から薬師丸主演映画を観てきた層には
受けるだろうな〜と思ったシーンがあった。
(「Wの悲劇」へのオマージュかと思えるお辞儀シーンとか)
十代の頃の薬師丸ひろ子が良くしていた特徴あるエヘヘイヒヒ笑いを聞くのは
すごい久しぶりな気がする。
少女っぽくてかわいい部分が強調されてるけれど、トヨエツ演じるカメラマンの夫が
写真を撮るアップのシーンでは一瞬諦念とか憂いがある絶妙なショットが一瞬あって
ああ、いい女優さんになったな〜と思った。
この時の豊川悦司の演技も良かった。沖縄でのカメラを覗いているシーンもそうだけど
あんまりやる気が無いのに、撮っているうちに感じる高揚感が伝わってきて上手い。
助手役の濱田岳もいいし、オカマ役の石橋蓮司がものすごくはまっていて、さすがだった。

*シネコンでは終わってますが、シネスイッチ銀座とか一部の映画館ではこれからの上映です。
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