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エロール・ル・カインの魔術展 [雑記]


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先月そごう美術展でやっていた「エロール・ル・カインの魔術展」
最終日に行って来ました。

昔、輸入絵本やおもちゃを売る仕事をしていた事があるんですが
ル・カインの絵本はコンスタントに売れていて「おどる12人のおひめさま」や
「いばらひめ」「1993年のクリスマス」は定番商品でした。

今回の展覧会ではまだ十代の頃の作品なども見る事が出来て
(ディズニーのようなアニメーション作品を個人的に作っていたようです)
アカデミックな勉強をしていないル・カインが、徐々に洗練された絵を描くようになる様が
わかります。

シンガポールに生まれたル・カインはアジアとヨーロッパの血を引いていますが
イラストレーションも東洋と西洋が入り交じった独特の絵柄で、お話によっても
タッチを変えて描いていたようです。

今回の展覧会では出口近くにル・カインの絵本が並べられていて
椅子に座って読めるようなコーナーが設けてあり何冊か読んでみました。
こんな話だったのか〜と(今さらですが)当時を振り返って
懐かしかったんですが、子どもよりも大人が何冊も抱えて読みふけっているのを
見て何やら微笑ましい気分になりました。

47歳という若さで亡くなっているのが残念なのですが
ル・カインの絵本は何年経っても色あせる事なく
読み継がれていくでしょう。


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おみやげにいろいろ買いました。
家人に猫柄のメガネ拭きを買って帰りましたが受けてました。

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