スターズ・オン・アイス：おいしゅうござる：SSブログ

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スターズ・オン・アイス　[雑記] [編集]

土曜日の夜、代々木体育館に「スターズ・オン・アイス」を見に行った。
アイスショーは、初めてなのでワクワク

カート・ブラウニング、荒川静香、ジェフリー・バトル、本田武史　
マリー・フランス・デュブレイユ＆パトリス・ローゾン
他にオリンピック参加の日本の男女シングル6人とリード姉弟
ジョアニー・ロシェット、シンシア・ファヌフ、　テッサ・バーチュー＆スコット・モイヤー
申雪＆趙宏博
世界ジュニアで優勝した村上佳菜子、羽生結弦

荒川静香はさすがだった。まったく乱れがない。イナバウアーもものすごい反りっぷり
いろんな選手のイナバウアーを最近見るけど、彼女ほど上体を反らせる人は居ないと思う。
（反らせていると言うより折れてるように見える柔らかさ）

ロシェットもテレビ画面で見るより、繊細でたおやかな滑り
衣装のキラキラがとてもいい演出になっていた。

小塚崇彦は巧いな〜　スケーティングが本当に綺麗で上品な感じ　通好みと言われるのもわかる。
（演じたのは「クローサー」）

驚いたのが羽生結弦
まだ15歳とは信じられないぐらいいろんな技を決めてて、なおかつ観客に魅せる事も意識して
演技しているのがすごい。まだ身長が伸びてるらしいので、この先どんなスケーターになって
行くのかすごく気になる。ジョニー・ウィアーに滑りは似てるかな
この日はU2の「Vertigo」で。

織田信成は「チャップリン・メドレー」を無難にこなし客席から温かい拍手をもらっていた。
（皆さん、心配なんでしょう。わりと元気そうな感じ？）
鈴木明子は「ウェスト・サイド・ストーリー」マリアになってました。
手拍子もたくさん。

浅田真央はトリで「カプリース」
ちょっと疲れてるかな？この日は昼・夜の2回公演
（夜は追加公演　さすがに1日2回はきついかも）
声援とスタンディング・オベーションは一番だった気がする。

高橋大輔は「道」のショート版
彼は別格という感じ
スケーティングが全然違う。氷に吸い付くような滑りで
ジャンプにしても豪快に跳んだかと思うと、ふわりと舞い降りるみたいな感じで
着氷したり、超絶技巧をいとも簡単にやっているように見える。
お花を渡す仕草の後では客席に手を振るというサービスぶりも
（やっぱり女性ファンが多いのか声援が悲鳴に近かった　コンサートみたい）

そして一番驚いたのが安藤美姫
オリンピックの時のエメラルド・グリーンの衣装で登場して
「クレオパトラ」を演じたのだけど、完璧な演技だった。
あの衣装は照明によって全然雰囲気が違って見える。スポットが当てられて
キラキラと金色に輝きながら踊る様がものすごく綺麗で荘厳に見えた。
（あれは白々とした照明の下で滑る選手権では100％魅力が伝わらないのではないか？）
日本の選手は連戦疲れなのか転倒も多くて、パーフェクトに滑っていたのは
わずかだったけど、安藤美姫はプログラムを完璧に滑って芸術として完成させていたと思う。